ちゃんすーの受験記

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高校生のうちにしておきたい10のこと

こんにちは、大学生のちゃんすーです!

この記事では、私が高校生のうちにしておいて良かったなと思うこと、周りを見ていて自分もしておきたかったなと思うことを中心にまとめました(注:完全なる主観です!個人的意見です!)。

ただ、本質的には「高校生でなければできないこと」というのはなくて、やりたいと思ったときにいつでもやればいいだけのことなので、あまり気にしないで参考程度にお読みいただけると幸いです。いま高校生で何をしようか迷っている人や、変わりたいと思っている人に特におすすめの記事になっています。

 

目次

 

1)留学する

留学は、国内国外問わずいちばんおすすめです!またこのご時世、オンライン留学という手段もあります。どんな方法でもいいので、コンフォートゾーン(自分の快適な空間)から出ることにチャレンジしてみましょう。

留学の最大のメリットは、誰も自分のことを知らない状況に置かれたとき、本当の自分に出会えるということです。留学先では誰一人あなたのことを知らないし、2、3週間すればその人たちとの関わりを断てるので、どんなことをしたって気にすることはないし、自分が本当になりたい自分自身になることができます。この経験は、その後のあなたの人生を大きく左右する貴重なもの。勿論大学生や社会人になってからでも遅くはないですが、進路を決める前にこの経験をしておくということにはとても大きな価値があると思います。

また、他にも留学の利点を挙げれば、その前後にも大きな学びと成長が得られることがあります。例えば留学に行きたいと思っていても、費用の問題や両親の反対、語学力への不安といった壁にぶつかることが多いと思います。そこで諦めるのではなく、どうやったらその問題を解決できるか、壁を乗り越えることができるかを考えましょう。費用の問題であれば奨学金を出してもらえる機関を探したり、両親の説得であれば自分の想いをプレゼンしてみたり、いろんな方法があるはずです。その試行錯誤する過程で、あなたには自分のやりたいことを実現するための力がつきます。こうやって得た学びは、たとえ留学が実現しなかったとしても、これからの人生で何度もあなたを助けてくれるでしょう。

 

2)部活に打ち込む

部活動をしている人は、部活に全力で打ち込むのも素敵です(大学生から見ると部活動生ってほんとにキラキラしてます)。大学生になると部活動を辞めてしまう人が多いので、その種目や競技に向き合える最後の時間を大切にして欲しいなと思います。

私は高校では将棋部に所属していたのですが、部活を通して本当にたくさんのことを学びました。特に将棋は人生に活きる格言が多く、受験期など辛い時の心の支えになりました。結果や成果を出すこと以上に、努力し続けるその時間が、流した汗と涙が、かけがえのない財産になります。どうせやるなら全力で。部活動に打ち込みましょう!

 

3)課外活動に取り組む

ボランティアや学生団体での活動など、課外活動に参加するのもおすすめです!私は県内の高校生が集まって商品開発をするプロジェクトに参加したり、夏目漱石を語る会というのに出席してみたり、色々やってみたのですが、どれもとっても楽しかったです。こういった課外活動のメリットは、学校外にコミュニティができること。高校って周辺地域の同じくらいの学力の人が集まるので基本的に似たような人が多くなると思うんですが、こういった課外活動に参加すると、多種多様な人に出会うことが出来、自分の世界が広がるのでおすすめです。

学校に居場所がないなと思ったり、なかなか周りと空気が合わないなと思ったりするときにも、こういった課外活動に出かけてみて欲しいです!学校が全てではないので、外にコミュニティを作って居場所を作るのも全然いいと思います。話のネタにもなりますよ。参加する活動によっては、同じような志や目標のある仲間に出会えることもありますし、ぜひ積極的に参加してみてください。

 

4)勉強を頑張る

学生の本分である勉強。どうせやらなきゃいけないなら、本気でやってやりましょう!

実は大学生になると、自分の専門分野やある領域にしか触れなくなってしまいます。例えば文学部に進学すると、数学や理科の講義を受けることはまずないです(自分で他学部の授業をとらない限り)。苦手科目から逃げられてラッキーと思うかもしれないですが、これはかなり大きなことで、いわゆる世間一般の「常識」というのが高校までの勉強で決まっているということになるのです。社会に出れば、高校までに習った内容はわかっていて当然だという風に扱われるわけです。でも、高校範囲のことは大学では専門から外れると触れもしない、すなわち、高校までの勉強は高校生のうちにきちんと学んでおかねばならないのです(当たり前ですけど)。部活動生や受験はあんまり考えてないよという学生であっても、普段の授業と定期テストくらいは真面目に受けてしっかり勉強しましょう。

 

5)先生と仲良くなる

私は高校の先生が大好きで、その人からとても大きな影響を受けました。その先生が「これやってみない?」「このコンテスト出てみない?」と色々紹介してくれたり、「この本面白いよ〜」「これ意味わかんないんだけど」と知らない分野のことを教えてくれたりしました(ちなみにその先生とは未だに仲良しで連絡も取り合っています)。実は先生と仲良くなると、知らないことを教えてもらえたり、自分の良いところを伸ばしてもらえたり、進路の相談に乗ってもらえたり、いろんないいことがあるんですよ。

高校生にとって、親以外に深く関わる大人は先生くらいしかいません。自分の将来像を描くうえや人間としての生き方を学ぶために、先生はとてもいいサンプルになります。授業の合間の雑談が面白い先生や、進路に関する考えが合う先生、自分のお気に入りの先生を見つけて、いろんな話をしてみてください!授業や課題の質問をしに行くついでに話をすると、結構すぐ仲良くなれますよ。

 

6)本を読む

最近本の読めない若者が多いということですが、読書はメリットだらけなので、どの年代の人も今すぐ始めるべき習慣の一つだと私は思っています。情報を得るツールとして、もっとも信頼性が高くコスパが良く手軽なもの、それが読書です。大学生になると、特に文系の学生はめちゃくちゃ本を読まされるので、活字慣れしておくことは必須です。

読書慣れしていない人は、小説などの読みやすいものからどんどん読んでいきましょう!個人的におすすめなのは短編集。読書が苦手でも、一つ一つの話が短いのですぐ読み切ることができて、読書に慣れるのに最適です。他にも、教科書に載っている作品を読んでみてもいいですし、本屋のおすすめや話題の一冊なんかもいいですよ。どれから読んだらいいかわからないという人は、自分の興味に合わせて検索してみたり、好きな人や憧れの人に愛読書を聞いてみたりするのもおすすめです!

読書が既に好きだという人は、自分の好きなように本を読んでもらって勿論構わないのですが、できれば新書にも手を出すことをおすすめします!現代文の勉強にもつながりますし、世界や社会についての知識を蓄えることができるので、入試や大学生活に役立つ力がつきますよ。

 

7)講演会に参加する

自分の興味あるテーマの講演会や、著名人のセミナーなんかに参加するのもアリです!私は高校二年生のとき、知人に誘われて「SDGsを学ぶ会」というのに参加したのですが、なんと登壇者の方とお話しする機会をいただき、そのまま仲良くなってしまいました(笑)人生経験豊富な大人からいろんな話を聞けるのはすごく有難いし、進路相談などにもいろんな視点から答えていただけてとても役に立ちました。今でも繋がりがあって、そこから新しい出会いがあったりもするので本当に面白いです。

なんといっても、そういう講演会に高校生が参加するって珍しいことなので、結構興味を持って声かけてもらえたり話を聞いてもらえたりします。あと学生無料だったり!たまに怪しいやつあるので選ぶのには細心の注意が必要ですが、最近はズーム開催も多いようなので、どんどん気軽に参加してみてください〜!

 

8)現代文の勉強をする

文章を読み書きできるって、当たり前だけど重要で、できない人が案外多いです。特に大学生になるとレポートだらけの生活です。文章を書くのに苦手意識があるようなら、早急に潰してしまいましょう!

例えば読書感想文を書くのが苦手だとか、志望理由書がなかなか書けないだとか、そういう人は実は「文章が書けない」状態にあるといえます。また、新書がなかなか読み終わらない、新聞やニュースを読むのが苦手な人は、「文章が読めない」状態です。そういう人は、現代文の勉強をしましょう!方法とメリットに関してはすでに記事を書いているので、そちらを参照ください。

 

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9)将来について真剣に考える

高校生のうちに、将来の夢ややりたいことを真剣に考えてみること!これは欠かせません。

高校生の時点で全てを決める必要は全くないですし、いまの夢が絶対だというわけではないのですが、進路を決める前に見通しを立てておくことは大切です。大学で学びたいことや将来就きたい職業、実現したい目標をしっかり考え、書き残しておきましょう!

 

10)なんでもやってみる

以上、高校生のうちにしておきたいことを9つ紹介したのですが、なんといっても一番重要なのは「やりたいことにチャレンジすること「なんでもやってみること」です!今まで出てきた9つの中で惹かれるものにチャレンジするのもいいですし、全然関係ないけどやりたいことがあればそれに取り組むのも吉です。とにかく、なんだってできる今。あれをしておけばよかったなあなんて後悔をしないように、やりたいことはなんだってやってみましょう!

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は、私が高校生の時に頑張ってよかったことを中心にまとめてみました!ちなみにもし私が高校生に戻れるとしたら、食べたいものをたくさん食べておきたいです。歳をとると本当に胃が弱くなってしまって、最近はカップ麺やマックのポテトですら受け付けなくなってきています。悲しいですね。

私が思うに、結局は10個目が一番大切で、いつでもあなたのやりたいことに臆せずチャレンジして欲しいです。若いうちは失敗したり挫折したりしても傷が浅いですし、その後の人生の糧になりますからね。「今日が人生で一番若い日。」何かはじめる、あるいは挑戦してみるなら、今日からやってみるのが吉ですよ。

それでは。

 

 

ちなみに、私の人生最大の挑戦、東大受験について書いた記事です。

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